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自分の中の常識と偏見について考えたこと

久永沙和

私が働いている会社であった出来事です。

社内のドアの蝶番が壊れて開け閉めが困難になっていたので私が直そうとしていたら、「暇だし俺がやるよ」と男性職員が声をかけてくれたのでお願いしました。

そしたらその男性職員がなんだか変な工具の使い方をしていて、
「こうやって使うんですよ」と私が教えても無視し、無理やりに直そうとした結果工具が壊れてしまいました。

「あー、この工具じゃだめだ」と男性職員が言うので、
(いや、あんたの使い方が悪いからや…)と思いつつ私が交代して直しました。

男性職員がそれを見ながら
「すごいなー、俺こう言うの苦手で、家でもかみさんの方が得意なんだよね」と言っていました。

結果的にその男性職員は工具を壊しただけでした。
と言うか、常識的な範囲の工具の使い方がわかっていなかったのでびっくりしてしまいました。
その工具というのはキリという穴を開ける道具なんですが、棒状の部分を手でクルクル回して穴を開けていくものなのに、トンカチでガンガン叩いて穴を開けようとしたのでキリが曲がってしまったんです。

(最初から私がやればよかったな…)と思いながら
「手伝ってくれてありがとうございました」と言って戻ろうとしたところ、
「そのキリ、久永さんが謝っといてね。俺だと角が立つからw」と男性職員が言って去っていってしまいました。

正直「は…?」と思ったんですが、てか「お前ドア直してねーし、私が結局全部直した上にお前が壊した工具の件で私が謝んのか?おおん?」
と思ったんですが、大人なので呑み込みました。
キリは会社の備品ではなく、会社のメンテナンス担当者の私物を借りてきたものでした。

ちょっとイラッとしましたが、私側の考えにも偏りがあったのではないかと思い直しました。
全ての男性がDIYが得意なわけではないのに、男性だからという理由で、直せるだろうという期待値を無駄に上げてしまっていなかったか?
果たしてキリの使い方を知っていることは「常識的な範囲」のことだったか?

自分の中の常識や偏見で物事を見てしまうと、想定外の事が起きた時に事実を受け入れることが難しくなってしまいます。
嫌な思いをした時や納得がいかない事に直面した時は特に、後でゆっくりそのことに関して思考分析する癖をつけておくと、いろんなことに気付けたりします。

キリに関しては可能な限り修復し、私からメンテ担当者に返却と謝罪としておきました。
「いいよいいよ!本来私の仕事なのに悪かったね」と明るく許してくれた上に何故か上等なお菓子をもらいました。
「壊した犯人はあいつです」と真犯人をチクっておきましたが、和気藹々とした職場なので特に問題はないと思います。

また一つ自分の思考を振り返ることができたな〜と思った出来事でした。




この記事のサムネはオリジナル漫画「万府くんは、いつもまんぷく。」より。
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Posted by久永沙和

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